HPF3・無名会主宰人・石黒直文氏

 無名会というホテルで朝食を撮りながらの勉強会がある。主宰しているのは旧北海道拓殖銀行専務だった石黒直文氏である。石黒氏の経歴から講師に招かれるのは主に経済畑のキーパーソンである。会のメンバーはビジネス、金融、マスコミ、大学等の関係者である。いわば石黒塾のようなものである。
 石黒氏は「私設北海道開拓使の会」を1994年に立ち上げ、その理事長を務めてこられ、来年は設立20年目を迎える。こちらの会の目的は、本州から北海道への移住者を増やし、移住して来た人の親睦を図るものである。本州に住む人に北海道への移住を勧めるからには、勧める方が北海道大好き人間でなければならない。石黒氏はまさに北海道大好き人間である。
 石黒氏の人的ネットワークは広く、無名会の講師には北海道を牽引してゆく企業のトップなどが顔を見せる。月1回の例会はグランドホテルの一室が会場と決まっている。北海道中小企業家同友会代表理事の守和彦氏の講演が終わった時に守氏と一緒に石黒氏のパノラマ写真を撮らせてもらう(右が石黒氏、左は守氏)。守氏は「ダテハキ」の会長でもあり、会社名は伊達(市)で履物(下駄)を作っていたことに由来する。(札幌グランドホテル、2013・6・17)


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