北13条通のイチョウ並木が黄色に染まる頃、この通りは学外からの人で賑わう。写真を撮る人、銀杏を拾う人、ただ見上げる人と様々である。構内にある保育所の幼児達も、保母さんの押す車に乗ってイチョウ並木見物である。勿論大学の教職員や学生達も並木の下を通るけれど、毎日の見慣れた光景で立ち止まって見る大学人はいない。それにしても学生だった頃のイチョウ並木の黄葉の記憶がない。イチョウが未だ大きく育っていなかったせいかと、不確かな推測である。(2012.11.5)
大数は シャッター押す数 落ち葉数
保母が漕ぐ 落ち葉の海の 保育船
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