恵迪寮の伝統として毎年寮生による寮歌作りがある。百年を超す寮史となれば百を超す寮歌があるけれど、単に寮歌と言えば「明治45年度寮歌 都ぞ弥生」である。横山芳介君作歌、赤木顕次君作曲と書かれたこの歌碑が、今は恵迪の森と呼ばれる林を貫く道のところに建っている。夏には恵迪の森の緑が濃くなって、歌碑を取り囲んでいる。歌碑のパノラマ写真を撮る背後を観光客らしい人連れが歩いて過ぎる。中国語に聞こえる言葉を喋っていて、外国人のようである。(2014.8.16)
緑陰が 暑さ和らげ 夏の歌碑
寮歌碑を 過ぎ行く人の 外国語
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