木造2階建て4棟の恵迪寮はかつて原始林と称され、今は「エルムの森」の呼び名がある場所に建っていた。木造寮は取り壊され、一部が「北海道開拓の村」に移転・修築された。新しい恵迪寮につながる道の脇に「恵迪寮碑」が建てられている。寮名となった「書経」からの引用句「恵迪吉従凶逆惟影響」の文字が碑面に刻まれている。「迪(みち)に恵(したが)えばこれ吉、逆に従えば、惟(こ)れ影響」と読み下すとある。天の道に則れとの意らしいが分かり難い。(2014.3.23)
原始林 名残の中に 恵迪碑
恵迪の 文字刻む碑に 朝陽差し
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