六華のデザインの恵迪寮

六華棟 微細構造 蔦線画

向学心 雪に一筋 道拓き
 
 恵迪寮は1905年に学生の寄宿舎として建てられ、木造2階建で南、中、北、新寮の4棟からなっていた。建物の老朽化が進み、1983年に現在の建物が環状通と石山通の交差する近くに建てられた。5階建の建物は全体が雪の結晶を象っていて、上から見ると6方向に放射状に棟が延び六華のデザインとなっている。玄関を挟む2棟の壁を蔦が覆い、葉の落ちた冬には壁をキャンバスにして、線画で描いた壁画のように見える。夏や秋にはこの線画は緑や赤の彩色が施される。(2014・3・23-9)


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